本土寺のあじさい
北小金にある本土寺に、あじさいを観に行った。
先日妻のカメラを借りてロウバイを撮りに行ったときに、今年はあじさいを見に来ようと思った。毎年ときどき思い出すのだけど、毎年梅雨も中盤になるともう時期的にはピークを過ぎていて行き逃してしまっていた。今年は5月から雨が多かったのでシーズン前に思い出したし、本土寺の Instagram 公式アカウントも2日に1回ぐらいあじさいの咲き具合が写真とともにアップされるので毎日楽しみにしていた。
あじさいの時期には5年ほど前に一度訪れたことがあり、そのときは1人だったのだけど、予想以上に見応えがあったのでもったいなかったと感じていた。今回は妻を誘って一緒に行った。妻の反応を見るに楽しめたようだ。
本土寺はけっこう広くて、境内の順路のほとんどにあじさいが植えられている。よく見ると形が様々で、いわゆるあじさいと言われて想像する形のものはホンアジサイというようだ。ウズアジサイというのは花びらが丸まっているやつで、外側にしか花びらがなくて内側はつぼみのように見えるのはガクアジサイというらしい。色もあじさいと言えばHSVでいうところの190〜340ぐらいの色相なイメージがあるけど、淡い若草色をしたものもあるし、中心に向かって色が変わっているものもある。あじさいって印象的な花だと思っていて、道端に植わっていると自分はけっこう目につくのだけど、それ以上はあまり普段は気にしない。でもこうやって群生しているとそれぞれの違いが見えてきて楽しかった。
最近はあまり持ち出せていなくてホコリを被っていたカメラも久々に持っていった。天気は雨が降るかもぐらいの予報だったのだけど意外にも日差しがすこし強めだった。あじさいを撮るならもう少し曇りでも良かったような気がする。でも前日の雨で少し濡れていてきれいだった。
本土寺の Instagram の投稿をさかのぼると、紅葉の名所にもなっているようだ。また良い時期が来たら訪れるのも良いなと思う。